先日、初個展『宇宙とマンダラの部屋』のための打ち合わせでした
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思い起こせば
10年以上曼荼羅ワークを愛し、好きで好きでただそれだけで
葬儀屋さん時代から、自分の時間に描き続けて来ました
それがちょうど3年前3月
病氣の告知を受けてどん底になった時
あんなに楽しかった講座もやめて
誰にも会いたくなくなった・・・春
虚空に独り浮かぶわたしを
暗がりの中から優しく照らし出したのは
瞼に内側から湧き上がるよう
次々と浮かび上がる曼荼羅の図形たちでした
そして旅が好きだったのに引きこもったわたしに
再び、前へと踏み出す力をくれたのは
曼荼羅ワークをわたしから習いたい、と
はるばる飛行機で沖縄からやってきた方々
新緑眩しい5月の出来事でした
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そうして、そこから
お寺のワークショップに呼んで頂いたり
ヨガ向けの集いに呼んで頂いたり
病院での患者さん向けのワークショップや講座など
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1日、1日、が積み重なって
絵と音と香りでつながるたくさんの友達と
最愛の息子たちのおかげで
わたしは今、ここにいます
昔のわたしは、人の心の痛みがあまり分かりませんでした
寄り添う努力はしていても
ふとした一言で知らず知らずのうちに誰かを傷つけたことも
きっとあった事だと思います
病がなければ氣づけなかったであろう痛みや悲しみ、そして
それを補って有り余るほどの周囲の温かい友情に触れ
目覚めのきっかけとなった病に
今は心から感謝しています
わたしが宇宙を描くのは
先に還った魂のみんなが星に見えるから。。
そう感じるのは葬儀屋時代
1000人近くの故人様とご縁を頂いたから。。
そう考えると人として大切な事は
葬儀屋さん時代に仕事を通じて教わったのだと感じます
素晴らしい仕事に携われて良かったと思いますし
今もなお携わっている仲間たちに心からエールを送ります
こうして、ゆるゆると時が過ぎ
星になったみんなとつながってわたしの描く宇宙マンダラが
混沌としたこの世の中で今を生きる人たちの
心の安定と穏やかな静寂さを取り戻すアートであるよう祈ります
(普段は短文が多いのですが、いい機会なので
100%、今の氣もちを出し切りました
読んでいただきありがとうございます)
最後に今回の個展で
企画、主催、段取り全ての采配をまとめる敏腕P 實川 奈津江さん
作品の魅力を伝える広報ツールデザインの かおりん
まとまらない部分を大いなる視点で俯瞰して
直感的に助言をくれる渡邊 美香さん
本当にありがとうございます
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ご縁ある方へ
この日本で同じ時代を生きる仲間として会場で、お会いしましょう
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髙橋ありさ展「宇宙とマンダラの部屋」
今月17日〜21日
笠間の家にて
わたしは毎日在廊予定です
詳しくはイベントページから
https://fb.me/e/2k6lLPkp0
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